
博多一風堂ラーメンがやってくるという噂は、随分以前から聞いていた。そして、ついに“オープン!”という噂もまたいち早く流れてきて、うちの近くのイーストビレッジにオープンしたということもあり、「もう行ってみた?」というのが、最近のちょっとした会話になっていた。

こちらニューヨークでは、日本食は大きなブームを呼び、スシ、サシミ、チキンテリヤキ、ソバ、など多くのニューヨーカーに愛される日本食が出てきていたが、これまでのところ“ラーメン”というのは、日本食としての市民権を得ているとはいえなかった。
ところが、ここへきて、ニューヨークではこの”ラーメン”人気に火が点きはじめたようなのだ。ニューヨークでのラーメンの老舗ともいえる「さっぽろ」(他のメニューも豊富だが)や、めんくい亭、その他のレストランでのラーメンに加え、昨年は、ラーメンに特化した「せたがや」が日本から上陸オープン。随分と話題になった。
そして、今回の「博多一風堂」オープンに際しては、ラーメンの機が熟したとみたか、こちらのメディアでも“Ramen”“Ramen”と、特集がいろいろに組まれることになった。

ちょうどアメリカは今、経済後退のニュースなどもあり、景気が悪い。ニューヨークの雑誌などでも、安くて美味しいものの特集が多くなり、そんな面でも“ラーメン”はこの時期、うってつけのフードとなっているようだ。
さて、この「博多一風堂」、日系はもちろん、アメリカのメディアでも取り上げられたこともあり、オープンと同時にお客が詰めかけた。それで、さてラーメンでも食べに行くか、なんて何も知らずに行くと、いきなり「2時間待ちになりま〜す」なんて言われることに。
ラーメンで2時間待ちは辛いし、第一ディナーで2時間待ってたら、食事が終ったら夜中になってしまうではないか。
ということで、友だちと土曜のランチタイムに行くことにした。いくらなんでも、ランチだったらそれほど待たずに入れるでしょ、ということで。
ランチは11時オープンということで、11:30amではほんのちょっとの待ち時間で一応入れました。12時を過ぎる頃には、もう行列が・・・
名物とんこつラーメンは、白丸と赤丸があるという。白丸はいわゆるオリジナル味で、赤丸はそれに秘伝の旨み玉が加わり、ちょっとピリ辛めとか。日本では白丸:赤丸は4:6の割合で出ているとのこと。こう聞くと、やはり赤丸にしたくなる。で、赤丸をオーダー。
まずは、置かれた大きなスープスプーン(これも、レンゲとよぶのだろうか)に他のラーメンとの違いを感じつつ、店内を物珍しそうに見回しながら、ラーメンを待つ。

外ではお客さんが待っているのだが、店内には空席があちらこちらに点在している。これって・・・、???
さて、いよいよラーメンが運ばれてきた!
友人は、「ウーン、美味しい!」(いや、うまい!、だったか)といきなり絶賛。先を越された私は、急いでまずはスープを味わうことに。赤丸というだけあって、旨み玉(写真の梅干のように見えるもの)を溶かしたスープは赤みを帯びている。大きなレンゲでスープを味わう。とんこつのネットリに、どこまでも奥深〜いコク。麺はほどよくカタ麺。確かにいい感じだ。

スープはたっぷり、だが、麺は少なめ。「替え玉もよろしく」と、運んできたウェイターさんが言ってくれたが、きっと替え玉する人も多いんだろうな。(因みに、替え玉は$3)(また、因みにラーメンが$13なので、替え玉をすると$16のラーメンということになるな)
さて、デザートの“抹茶ブリュレ”アイスクリーム付きも頂く。美味しい、美味しい。

先ほどの、行列ができているのに空席チラホラの謎に加え、行列ができているのに、食事が終ったお客さんに対し早く出て行ってもらいたいという様子がまるでない、謎。これはお客さんを大切にしているからなのか、それともまだ開店したばかりなので、ある程度の余裕のペースで店を回していこうとしているからなのか・・・ 余計なお世話でしょうが、考えてしまった。

それからこれも、直接のお味、その他には関係ないことだが、地下にあるレディーズルームのこと。これがメンズ用は一つに対し、この女性用が2つあることを発見し大いに感激。これって心配りが利いている! と、妙なところですが、大いに感心させられたのでした。














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