By グレッグ・モーテンソン、デイヴィッド・オリバー・レーリン
先週末、出版社に勤めている知り合いの人が、この本はすごくいいからと貸してくれた。それが、この「スリー・カップス・オブ・ティー」。
かなり分厚い本である。しかも、NY Timesのベストセラーリスト1位に、連続30週のっていて、ベストテンにはなんと、152週連続して載り続けた、すごい本とある。
日本では出版されて間もないけれど、こちらではもう3年は優に経っていることになる。なんというアンテナ不足、こんなことでいいのかと、結構落ち込む。
言い訳になってしまうが、確かにこのタイトルはこれまでに小耳に挟んだことはあった。これはほんとう、であるけれど、本の詳細についてはなにも知らなかったな・・・
この週末に一気に読んだ。薦めてくれた人の言葉にたがわぬ、すばらしい本だった。
パキスタン、アフガン、子どもたち、登山家、学校づくり、9/11、タリバン、貧困、580通の寄付を募る手紙、複雑な宗教、アメリカ中をまわる講演、政治家たち、寄付をする人たち、しない人たち、誘拐、地雷、等など、グレッグという一アメリカ人の行動、出会い、経験、望み、成し遂げようとしたこと、成し遂げたこと、が記されたこの本には圧倒されるしかない。
ここで、あらすじやテーマなどを述べることも憚られるというものである。なぜなら、こうした本については、人の解説など読む時間があったら、その本を実際に読み始めるのが一番であるとしか思えないから。
本当にいい本というのは、そういうものだと思う。自分で読む、これ以外にこの素晴らしい本の薦め方を知りません。
で、本筋とはかけ離れたところの話ならいいかということで、私がこの本を読んでいるときに「オオッ?」と妙に気になったり、気を引かれたところをいくつか;
パキスタンでの学校作りを目指したものの、どうしたらお金を集めれられるのか分からなかった著者のグレッグは、とにかく何かをしようと寄付をしてくれそうな有名人や慈善家、お金持ちに580通の手紙を書くことにした。
その結果得られたのは、たった1人からの$100の小切手だった − という下りがあるのだが、その580人のうちどうしてか2人の名だけがこの本に書かれているのだ。その2人とは、オプラ・ウィンフリーとスーザン・サランドン。
読んでいけばわかることだが、この2人からの寄付は届かない。他の577人からの反応と同様に。
で、私が注意を惹かれたのは、なぜ著者はわざわざこの2人の名だけを出したのであろうか? ということだった。ここに名が出ることは名誉なことであるはずがない。貧しく弱い人々を救う活動で、世界中の多くの人々から尊敬を集めている2人である。その2人からも、実はお願いしたのに寄付は寄せられなかった − と、書いているのだ。うーん。
特に、オプラなどは、その後になるのか、アフリカに女性徒のための学校を、彼女が中心となって開校したことは大きく報じられている。
また、ラムズフェルド国防長官との短い会見の描写も秀逸。どんな政治家が戦争の決定権を握っているのかが、グレッグ(著者)の眼をとおして語られるが、問題だらけの政治界やこの世の縮図に私たちも一緒に立ち会っているかのような気にさせてくれる。
各章のはじめには、古代の格言や叙事詩などからの抜書きが載せられているのだが、そのなかでもこの本の著者、グレッグとこの本のことそのものを言い表しているような文があったので、最後に紹介しておきます。
偉大さはつねに次のものを基盤とする。
ごく平凡な人間の姿と言動である。
シャムス・ラッディーン・ムハンマド・ハーフィズ
5/3/2010 Mon cloudy, rain
ザ・アーティスツ・ウェイ The Artist's Way ーーーーーーー by Julia Cameron ジュリア・キャメロン
今日は、このページを、ある本の紹介ページにしたいと思います。
この本に関しての、私のご紹介文は、
こちらのメルマガ記事に書いたので、
良かったら、クリックしてみてください。
http://archive.mag2.com/0000202509/20091009071304000.html
メルマガから、こちらに来た方は、
これがその本ですので、
どうぞ御覧ください。
では、ご紹介です:
原書のイメージとは、大分違う感じの翻訳本ですが、
内容は同じはず。
いいと思います。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」 ジュリア・キャメロン著
原書の、「The Artist's Way」 by Julia Cameron
アメリカにお住まいの方は、こちらからどうぞ;
10/8/09 Thu Cloudy
この本に関しての、私のご紹介文は、
こちらのメルマガ記事に書いたので、
良かったら、クリックしてみてください。
http://archive.mag2.com/0000202509/20091009071304000.html
メルマガから、こちらに来た方は、
これがその本ですので、
どうぞ御覧ください。
では、ご紹介です:
原書のイメージとは、大分違う感じの翻訳本ですが、
内容は同じはず。
いいと思います。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」 ジュリア・キャメロン著
原書の、「The Artist's Way」 by Julia Cameron
アメリカにお住まいの方は、こちらからどうぞ;
10/8/09 Thu Cloudy
歯医者さんに行くときは・・・

6ヶ月前にチェックアップで歯医者さんに行ったときに、歯茎がちょっと危ない感じだから、ちょっと様子を見ましょうと、いわれていた。
左の奥の上下の歯たちが、シソーノーロー(!)の気がある、と。
私も自分の歯のことであるので、それはなんとなくずっと感じていて、なにかが変だ、というのは分かっていたが、こうしてお医者さんから言われてしまうと、決定!というのか、宣告された、ということで、もう逃れようがなくなったという感じ。
でも、Dental Floss(デンタルフロス)を上手く使えば、良くなる可能性もあるということで、頑張っていたのだが、なんか症状は良くなっているとは思えず、アポの日が近づくにつれ、これはダメだ、という感じになり、見過ごしてはもらえないだろう、と、今度は治療宣告を受ける覚悟が必要になっていった。
歯医者さんは、いつも優しい先生で、もう何年も、何年も、お世話になっている先生。
オフィスに設置されたばかりという、新レントゲン撮影機で、早速、レントゲンを撮ることになった。これで、いよいよ宣告されるのか。
おニューのレントゲン撮影機は、従来のものの25%しか放射線を発しないという。しかも、中央に立つ患者の周りを平たい板のようなものが勝手に回ってくれ、歯全体のレントゲン写真が、立体的に撮れるものだった。
シートに戻ると、もうレントゲン図はできていて、歯医者さんは、「ウーン」と唸っていた。やっぱりね・・・
それで、上下の左奥歯の歯茎周りを、ソウジ(!)をすることになった。
このままにしておくと、歯茎はどんどん侵食され、抜かなくてはならないことになるそうで。
ほとんど手術ですよね? と、私が訊くと、いや、そこまではいかないけど、少々削ることは削ります、とか。 麻酔をかけて。
私にしてみれば、これは手術ダーッ。
でも、ほかの選択肢はもうないようだし。
で、麻酔が口の中にほどこされ、それから暫くは、ガリガリ、ゴリゴリ、キーンキーンと、凄まじい音、それに時に、きな臭い、なにかが焦げるような臭いもしてきて、予想してた通りの、私に言わせれば、手術なのだった。
顔の周辺、そして手の方まで水滴が時々飛んできていた。
そうだ、歯医者さんに来るときには、いい服とか、いいものを身に付けてはだめだった。
そんなこと、すっかり忘れていた。そこまで気がまわらなかった。
そういえば、今日は時計、ちょっといいもの付けてた。慌てて、手首を押えるのも、はばかられるし、大丈夫だろうか、あとで拭けば、大丈夫だろうか。
途中から、なんと、こんなことばかり考えていた。
服の方は、洗濯をすればいいだろう、レベルのものだったから良かったけど、これが白のブラウスとかだったら、ほんとうに絶体絶命、というところだった。
で、今日の教訓:
「 歯医者さんへ行くときは、いいものを身につけたり、着て行ってはいけない 」

朝と寝る前に、これで口の中をうがいして、消毒するように言われた。
濃い目のペパーミント味。
ペパーミントの味は、特別好きというほどではないけれど、魔の時間のあと、そしてだんだん引いてはいるものの、傷跡の痛みのなか、その液体のライトブルーの色が爽やかで、なにか救われる。
9/25/09 Friday Cloudy, Clear day
タグ:歯医者
国連総会で警官と報道陣が溢れるマンハッタン UN General Assembly

ただ今、マンハッタンは国連総会の真っ最中で、市内にはどこに行ってもニューヨーク警察が待機していて、なかなか物々しい雰囲気が漂っている。
特に、1番街の49th Street 周辺の数ブロックともなると、国連本部(UN)に近接しているので、特に凄いことになっている。
しかし、次々に現れる要人を乗せたと思われる黒塗りの車が通ると、歓声が上がるなど、どこかセレブを見にきた大衆の興奮といった空気もあって、渋めの華やかさも漂い、いつもとは違った特別なマンハッタンであることは確か。

おお、この数ブロック先にオバマ大統領も来ているのだ、と思うと、この会期中にどこかでお会いできるかしら、(ストリートの移動中の、パレードのような形でも、なんでも)などとも思ったり。
ラッキーなときは、凄い人を見かけることが可能なニューヨークである。

要人や報道関係者を移動するスペシャルなバスなども、あちこちに待機しているし。
こうして、一人で動いている報道陣らしき人も。

日本からの鳩山内閣の主要メンバーの方々にも、いい成果をあげていってもらえることを期待してます。
9/22/09 Tue Clear day
ユニオンスクエアーのサンド・ペインティング(砂絵)アーティスト An Artist at Union Square

今週末は、セミナーに参加していた。キーワードは、マインドセット、健康、そして美容というところ。
昨日に1つ、今日は2つのセミナーをミッドタウンで受講。以前から興味があるものばかりだったので、とても刺激を受け、そして楽しかった。
しかし、今日書きたかったのは、その後大分してからの帰り道、Union Squareを通りかかったときに出会ったアート、そしてアーティストについて。
Union Squareはいつもいろいろなイベントが行われているし、グリーンマーケットも一日おきぐらいにあるし、いろいろな意味でダウンタウン・ニューヨーカーの憩いの場であり、刺激される場である。
今日も人だかりがしているところがあり、特別なことではないけれど、ふと覗いてみる気になった。

近づくと、広場のコンクリートの上に、このようなアートが。
色鮮やかな広がりをもつ、円形の作品が描かれている。
赤いTシャツの男性が、袋からそれぞれの色の付いた砂をつかみ出しては、それをサラサラと、握った手の間から流すように落としていき、描いていた。

サンド・ペインティング(砂絵)というアート、とのこと。
はじめは、チョークで描いているのかと思ったのですが。
しばらく見ていたら、そして写真もと思い、撮っていたら、拍手がわき起こった。
そうか、アートの完成の瞬間であった。
この男性は、作品の周りに集まっていた人々に挨拶のスピーチを始めた。

「私の名前は、ジョー。こうしていろんなところで絵を描いているアーティストです。
フェイスブックとトゥイターもやっているので、私の絵を描く場所も毎日載せているので、興味ある方は、見に来てください。
私のサイトもあるので、よかったら見てください。これまでの作品もあります。
こうした絵を描いて、暮らしをたてているので、ドネイションしていただけると、嬉しいです」
と、こんな感じで。
私も入れたけど、この紙袋の中は、相当のお金が入っているように見えたのだが、実際はどうなんだろう。

アーティストはまず、自分の作品を人々に発信して、”ナンボ ”のものであろう。
このジョー氏は、どれほどの知名度の人かは私にはわからないが、こうして日々、人々に向けて自分の作品を発信し、見せることをやっているのは、既に立派なアーティストです。
誰かが、この絵はいつから描き始めたの?と訊いたら、2時からと答えた。そのとき時計を見たら、7時5分前。
さらに描き足しているジョン氏に、描く絵のアイデアはどうやって決めてるの? と私が訊いたら、なにも決めずに、ただ描き始めるんだよ、と答えてくれた。
即興でいくらしい。

描いているその姿、スピーチするその姿に、人を惹きつけるオーラのようなものも漂わせ、感じがよく、そして堂々としているのに、感動した。
アーティストは自分が今置かれている環境のなかで、どれだけ人に発信できるか、それが大切なことなのだーーと、ジョー氏は伝えているように思えた。
若い学生風の女の子が、感動した面持ちで袋の中にお金を入れたとき、ボーイフレンドらしい若者が、
「今夜雨が降ったら、終りだね」、と言うのが聞こえた。

9/20/09 Sun Clear day
バッグ消失で 危機一髪
今日は、私用とか、取材など取り混ぜ、一日中歩き回っていた日だった。
もちろん、地下鉄、バスなど、使わずで。
さすがに、5時過ぎる頃は一休みと、Midtown のオアシス、
ブライアント・パーク Bryant Park で椅子に腰掛けようとしたときだった。
あれッ、ない!右肩に掛かっているはずの、小型のサイドバッグがない。
そんな馬鹿な、とは思えど、何度確かめても、座ろうとした椅子の周辺を見ても、ない。
顔の方は良く分からないが、心が青ざめてくるのはわかる。
今日のいでたちは、背にはバックパック、そしてサイドにミニバッグ、それと途中から加わったお店からの袋バッグが2つとなっていた。ここで既に、多すぎである。
後半の疲れも出てきて、確認がとれてなかったか。
途中で落としていない限り (これ、かなり恐い)、忘れたとすれば、さっき行ったDaisy May's のお店だ。ニューヨークで一番美味しいといわれ続けている、BBQのお店。
天の助けか、このミニバッグには、ちょうど今朝からお財布は入れてなかったのだ。
虫の知らせだったのか、なんか急に今朝、お財布をちょっと大きめのにしたから、サイドバッグには入らず、バックパックの方に今日は入ってた。
ラッキー、そして、まぁ、不幸中の幸い、か。
携帯もなにも、あっちのバッグに入っているから、もしお財布までなかったら、電話もかけられないところだった。
で、最近は殆ど使ったこともない公衆電話なるものを捜す。もしかしたら、今やそんなもの、街中から消えてしまったのかも、と思った矢先に、ストリートの途中に黄色の公衆電話、Public Phone が神々しく現れ、思わず感謝。
さて、25セント硬貨もあり、Daisy May's へ大慌てで電話してみる。
忘れたんだけど、お店にない? と訊くと、届いてないというので、椅子の背のところに掛けてたはずだけど、と言うと、見てくれてるらしく間があいて、期待したのだが、返ってきた答えは、“ No "。
それはないでしょう、と思いながら、頭の反対側では、中に入っていたものを確認して、ケイタイ、デジカメ、ボイスレコーダー、と、絶望感の波ががジワジワと寄せてくる。
ケイタイは電話会社に連絡とらなくてはならないだろうし、買いなおすのも高くつく。デジカメも、もちろん買い直しは痛いが、今日の取材用の写真がすべて消えたかと思うと、さらに落ち込む。ボイスレコーダーも同様だ。
ともかく、と私はタクシーを拾い、お店に向かった。ないといわれても、とにかくこの目で確かめなくては。
で、着くやいなや、先ほどまで私が座っていたテーブルに直進し、見るが、無い。
こんなことがあっていいものか、おかしい、絶対におかしいッ!
すると、座って休んでいたふうのお店の男の人が、どうしたの、というので、バッグを忘れたはずなので、捜してるといったら、レジの方で訊いてみたら、なんか届いてたかもしれない、というではないか。
そちらへ今度は突進する。
訊くと、ああ届いてるわ、といって、ビニール袋を渡されたので、一瞬 ? となったが、良く見ると、お店のビニール袋の中に、私の大事なバッグが包まれていたのだった!!
バーベキューのソースとかが付かないように、ね。 ありがとう、です。
さっき、あなたに電話したのよね、と私がお店の女の人にいったら、そうそう、あの電話の後で、あずかっていた女の人が届けてくれたのよ、ということだった。
私の隣で食べていた家族連れのお母さんと、私は話したりしてたのだが、どうもお店の人の話から推測すると、私が席をたったあと、私のバッグを見つけたそのお母さんは食べている間手元に預かっていてくれてたが、私が電話をしたときはまだ家族と食事中で、お店の人が捜している時も持っていたらしい。
そして、帰るときに、お店の人に、忘れ物といって渡した、ということのよう。
もし、見つけたときに、すぐにお店の人に届けておいてくれれば、私が電話したときには、“ありました” ということになったはずだけど、まぁ、この際、あまり贅沢は言わず、出てきただけで、ただただ感謝!することにします。
ケイタイも、デジカメも、ボイスレコーダーも買い換えずに済んだし、中味も健在だし、ホント良かった!!
これをいい教訓として、これから、もっと、気をつけよう、と。
1. 手荷物の数は少なくすること。
2. どこかに置くときは、全部まとめて同じところに置く。
3. ウォーキングはいいけど、疲れで注意散漫にならないようにもしなくては。
危機一髪だったけど、Happy End でホッとした一日。
なにごとも心の持ちよう、というが、ほんと。
見つかったあとは、背中のバックパックも、なにもかもが空気のように軽く感じられ、疲れていたはずの身体も、ルンルンになっていた。
Sep.5, 2009 Sat. Clear
もちろん、地下鉄、バスなど、使わずで。
さすがに、5時過ぎる頃は一休みと、Midtown のオアシス、
ブライアント・パーク Bryant Park で椅子に腰掛けようとしたときだった。
あれッ、ない!右肩に掛かっているはずの、小型のサイドバッグがない。
そんな馬鹿な、とは思えど、何度確かめても、座ろうとした椅子の周辺を見ても、ない。
顔の方は良く分からないが、心が青ざめてくるのはわかる。
今日のいでたちは、背にはバックパック、そしてサイドにミニバッグ、それと途中から加わったお店からの袋バッグが2つとなっていた。ここで既に、多すぎである。
後半の疲れも出てきて、確認がとれてなかったか。
途中で落としていない限り (これ、かなり恐い)、忘れたとすれば、さっき行ったDaisy May's のお店だ。ニューヨークで一番美味しいといわれ続けている、BBQのお店。
天の助けか、このミニバッグには、ちょうど今朝からお財布は入れてなかったのだ。
虫の知らせだったのか、なんか急に今朝、お財布をちょっと大きめのにしたから、サイドバッグには入らず、バックパックの方に今日は入ってた。
ラッキー、そして、まぁ、不幸中の幸い、か。
携帯もなにも、あっちのバッグに入っているから、もしお財布までなかったら、電話もかけられないところだった。
で、最近は殆ど使ったこともない公衆電話なるものを捜す。もしかしたら、今やそんなもの、街中から消えてしまったのかも、と思った矢先に、ストリートの途中に黄色の公衆電話、Public Phone が神々しく現れ、思わず感謝。
さて、25セント硬貨もあり、Daisy May's へ大慌てで電話してみる。
忘れたんだけど、お店にない? と訊くと、届いてないというので、椅子の背のところに掛けてたはずだけど、と言うと、見てくれてるらしく間があいて、期待したのだが、返ってきた答えは、“ No "。
それはないでしょう、と思いながら、頭の反対側では、中に入っていたものを確認して、ケイタイ、デジカメ、ボイスレコーダー、と、絶望感の波ががジワジワと寄せてくる。
ケイタイは電話会社に連絡とらなくてはならないだろうし、買いなおすのも高くつく。デジカメも、もちろん買い直しは痛いが、今日の取材用の写真がすべて消えたかと思うと、さらに落ち込む。ボイスレコーダーも同様だ。
ともかく、と私はタクシーを拾い、お店に向かった。ないといわれても、とにかくこの目で確かめなくては。
で、着くやいなや、先ほどまで私が座っていたテーブルに直進し、見るが、無い。
こんなことがあっていいものか、おかしい、絶対におかしいッ!
すると、座って休んでいたふうのお店の男の人が、どうしたの、というので、バッグを忘れたはずなので、捜してるといったら、レジの方で訊いてみたら、なんか届いてたかもしれない、というではないか。
そちらへ今度は突進する。
訊くと、ああ届いてるわ、といって、ビニール袋を渡されたので、一瞬 ? となったが、良く見ると、お店のビニール袋の中に、私の大事なバッグが包まれていたのだった!!
バーベキューのソースとかが付かないように、ね。 ありがとう、です。
さっき、あなたに電話したのよね、と私がお店の女の人にいったら、そうそう、あの電話の後で、あずかっていた女の人が届けてくれたのよ、ということだった。
私の隣で食べていた家族連れのお母さんと、私は話したりしてたのだが、どうもお店の人の話から推測すると、私が席をたったあと、私のバッグを見つけたそのお母さんは食べている間手元に預かっていてくれてたが、私が電話をしたときはまだ家族と食事中で、お店の人が捜している時も持っていたらしい。
そして、帰るときに、お店の人に、忘れ物といって渡した、ということのよう。
もし、見つけたときに、すぐにお店の人に届けておいてくれれば、私が電話したときには、“ありました” ということになったはずだけど、まぁ、この際、あまり贅沢は言わず、出てきただけで、ただただ感謝!することにします。
ケイタイも、デジカメも、ボイスレコーダーも買い換えずに済んだし、中味も健在だし、ホント良かった!!
これをいい教訓として、これから、もっと、気をつけよう、と。
1. 手荷物の数は少なくすること。
2. どこかに置くときは、全部まとめて同じところに置く。
3. ウォーキングはいいけど、疲れで注意散漫にならないようにもしなくては。
危機一髪だったけど、Happy End でホッとした一日。
なにごとも心の持ちよう、というが、ほんと。
見つかったあとは、背中のバックパックも、なにもかもが空気のように軽く感じられ、疲れていたはずの身体も、ルンルンになっていた。
Sep.5, 2009 Sat. Clear
早寝早起き 実行中 − その@ Walking

一日の始まり。 昇る朝日を East River から眺める!
早寝早起きは、身体にいい、仕事がはかどる、そして運もツイてくるなど、いいことが多い − らしい。
というわけで、以前から、この、早寝早起きには憧れてはいたが、なかなか踏み切れなかった。
ところが、ここにきて、ついに、早寝早起きが実行されている!
そもそも、ことの発端は、Walking であった。
友だちから Walking を始めたと聞かされ、それがなかなか良さそうなのだった。
Walking は、身体の70%の筋肉を使うということで、他のエクササイズと比べても、決して引けをとらない運動とか。
しかも、歩くというのは、日常生活でやっていることなのだから、これがちょっとした心得(!)で、立派な運動になるときけば、最近の運動不足をなんとかしなくては、と思っていた私には、なによりの朗報であった。
週末のジョギングも挫折気味だったし・・・
友だちは本も貸してくれ、その本は、これ ↓
愛されてお金持ちになる魔法のカラダ
いわゆる “ Walking ! ” の本かと思っていたので、イメージは違っていたが、この本はなかなか、マインドのことなども入っていて、面白かった。
歩くことがカラダにとっても、そして頭脳や心の健康にとっても、いかにいい影響を与えるのかが楽しげに書いてあったので、結果的に歩くモチベーションが上がる本だった。
ポイントは:
☆ 1日、1〜2時間、姿勢良く歩く。
☆ 最低でも、1回のまとまりとして、15〜20分は続けて歩く。
(そのトータルが、1時間、2時間になればいい)
ということなので、他の運動に比べ、かなり入りやすいし、続けられそう! という気が満ちてくる。
一時間というと、マンハッタンのなかを、かなりの距離まで歩いていける。
私は、早速、地下鉄やバスを使うかわりに歩くことにした。
即、実行である。
やってみてわかったのは、1Block は大体、1分で、Avenue のほうは、ちょっと差があるが、大体 3分前後、という計算で行けるということだった。
マンハッタンの区画は、そういう点、計算しやすくできているので、目的地まで、大体歩くと何分かかるかは、すぐに出てくる。
1時間で、真っ直ぐ行くとすれば、60 ブロック行けるとなると、これはもう、殆どのところを歩いていけることになる。

しかも、走るのと違って、苦しい!状態にはならないし、マンハッタンの街並みを
サッサっと通り過ぎていくのは、これはかなり、楽しい。
(つづく)
Sep.4.2009
アメリカン・バレー・シアター ガラ公演 American Ballet Theatre Opening Night GALA

アメリカン・バレー・シアターといえば、通称ABTで知られる、世界でもトップクラスのバレー・カンパニー。
スプリング・シーズンは毎年、リンカーンセンターのメトロポリタン・オペラハウスで公演されることでも知られている。
その、ABTのオープニング、SPRING GALA(ガラ)公演に、なんと招待された!
ガラ公演といえば、盛装の人々がつどう、晴れがましくもきらびやかな一夜、というイメージがある。セレブや有名人が出席し、公演の後は、豪華なパーティーへと続く。チケットなども、通常の公演に比べたらお高い。
なんでそんなところに私が行ける事になったかというと、私のお友だちがABTで仕事してるからであった。
電話が掛かってきたときには、予想もしていなかったので、本当に嬉しかった。
アクター、アクトレスをはじめ、各界の有名人が見られるかもしれないという。
なんと、あの、ミッシェル・オバマMichelle Obama大統領夫人も参加の予定とか!
さすが、GALA公演である。
私たちもそれなりの格好で出かけなきゃね、ということになった。彼女は長身のアメリカ女性である。黒のドレスを着ていくという。
私はなんにしようか。
さて、当日、それは5月18日の月曜の午後6時過ぎであった。

リンカーンセンターは、やはりいつもとは違っていた。入り口となるアムステルダム・アベニューには、リムジンが次々と到着し、正装の紳士や、豪華なドレスに身を包んだセレブらしきご夫人方、アクトレスやモデルさんらしき人々が、正面奥のメット・オペラハウスへと広場を横切っていく。

少々肌寒い日ではあたが、肩もあらわなドレスで平然と、時ににこやかに歩いていく彼女たちはさすがであった。


報道陣やパパラッチ?が待機している入り口付近では、彼らと会話をやり取りしたり、カメラの前でポーズを取るのにも余念がない。

きっと、翌日か週末の新聞、マガジンに載るんだろう。華やかな世界がここにある、という感じである。
さて、いよいよ開幕。

OPENING NIGHT GALA公演ということで、通常の公演にはないことだが、まずは関係者のご挨拶があってから、舞台は始まった。
舞台の方も、スペシャルの演目で、各作品の見所ばかりを集めた、ショウケース的なプログラムとなっていた。出演するバレリーナたちも、プリンシパル(Principal)と呼ばれるトップのバレリーナたちが、一堂に会するという豪華さである。
舞台アートというのか、舞台効果というのか、セッティングや背景、ライティングなどにも、早くも心は魅了されてしまう見事さ。そこへ出現するバレリーナたち。その美しさ、その華麗なバレー。大げさではなく、この世のものとは思われない。
きっと人間ではないのだ、妖精にちがいない、というような美しさ!である。
バレーはここ何年も見ることがなかったので、おお、そうであった、バレーとはこういうものだった!と感激することしきりの私であった。
なんといっても、この夜の公演は、数あるバレー公演の中でも最高の部類に入るわけだし。
と、いきなり感激の真っ只中へ。すると、最初の作品が終了すると(この日は全部で11作品が上演された)、再び舞台には演台が置かれ、なんと、あの、ミッシェル・オバマ大統領夫人と、ケネディー元大統領の長女である、キャロライン・ケネディー女史が現れたのでした。
さすが事情通の友だちによると、故ジャクリーン・ケネディー・オナシス夫人がABTに多額の寄付をし、若いダンサーを育成するダンススクールが創設されたそう。そこで、キャロライン女史の登場となった、との
こと。

予想はしていたことだったが、オバマ夫人の人気はさすがであった。割れんばかりの拍手と歓声、席を立ち上がって歓迎する人々が続出であった。
ほんとうに、スペシャルな夜!
こうして、心躍るGALA公演は夢のように過ぎてゆき、いつしか幕となっていた。
もしかしたら、夢だった? と思えるほどの、そんな素敵なバレーの一夜。
友だちに、感謝!

6/17/09 (Wed)
ニューヨーク、マンハッタンで磁石を持って歩くことの意味

これは、磁石(コンパス)と双眼鏡が1つになっている小物です。
あっ、そうそう、それに鏡も付いています。
長いニューヨークの冬がやっと終わり、いよいよ春だ〜〜、という頃、セントラルパークZooのギフトショップで見つけたものです。
軽くて小さめ、色もかわいい、そしてなにより、磁石が付いているのに目を奪われて。

実は前から、磁石を探していたんで。しかも、できればあまり磁石磁石してないものを。
というのも、その昔、誰かがニューヨークでは磁石を持って歩くと便利、と言ってたんです。
ここでいう磁石とは、コンパス、方向を教えてくれる方の磁石ですね。
マンハッタンのアドレスというのは、その殆どが、ストリートとアベニューの交差で成り立っています。
なので、住所を見ただけで、大体どのあたりになるのかが、簡単にわかってしまう。
とても便利な区画になっています。
東西南北さえ把握できていれば、道に迷うことはまずない。
そう、東西南北さえわかっていれば、です。
ということで、登場するのが、この磁石です。
ニューヨークの地下鉄から地上に出て、まず誰もがしなくてはならないのが、方向確認なんですね。
毎日通っている場所ならともかく、そうでないところなら、この碁盤の目のようになっている、ストリートとアベニューをどっちへ進んでいくか、それを見極めなくては。
1ブロックごとに各ストリート、アベニューの表示はあるものの、1ブロック先の数字を見るには、ちょっと遠すぎるから、どっち方向が向かうべき方向になるのかは、東西南北を把握してないとわからない。
人に訪ねる、という手もあるにはあるが、やってみた大抵の人が経験してるように、これは相当、当てにならない。
というのも、ちょうどよくそういう人がいるかも問題ですが、教えてくれたからといって、それが正しいとも限らないという、なんともよくわからないことが起こるから。
どうしてだか、理解に苦しむのだが、こちらの人って、平気でウソ?を教えてくれるのですね。
これは以前、私の周りでも話題になったことだが、こっちの人って、自分が知らない、というのを恥と思っているのかなんだか、とにかく違っていることでもなんでも、さも自信ありげに教える、ことが多いよう。
道を訪ねられたときにも、なんです。
こんな事情もあって、ニューヨークを歩くときは、バッグに磁石を潜ませておくと、なかなかのお役立ちグッズになるのです。
しかも、これだったら、まず磁石には見えないので、大げさな感じにもならず、とてもいい。
それと、双眼鏡の方ですが、これは、まだあまり使う機会には恵まれていません。

あと、鏡の方も、ほぼ忘れてました〜。
6/4/2009(Thu)
WHOLE FOODSは物書き、お勉強にもいい場所

ポメラもきたことだし、これで、外でのちょっとした書きものやお仕事、お勉強なども気軽にできることとなった。
外へ出るのは、気分転換にもなるし、なにより外へ行くと、何か仕事がはかどりそうな気がしないだろうか。
では、どこへ行こうか。
これが結構、問題なんですね。
出かけるときは、期待していくのだが(じゃんじゃん仕事を終わらせて戻ってくるぞ、みたいな)、
うーん、こんなはずじゃなかった、と帰ってくることも多々あり。
隣あった人たちがうるさかった。
お店が小さめでなんか、いつまでもいるのが気が引ける。
流れている音楽のボリュームが大きすぎて、集中できない。
などなど、ありますね。
そして最近発見したのが、ここWHOLE FOODS。
WHOLE FOODSといえば、私にとって、この世の食の豊かさ(!)を感じさせてくれる、素敵な場所の一つであったが、また一つ、ポイントが加算されることとなった。

とてもいいのである。
ちょっとした、外の仕事場として。
また、ここで食するものですが、店内で買ったものをここで広げて食べてもよし、サイドにあるフードやドリンクのコーナーから調達してもよし、と、まず食べ物、飲み物で困ることはない。
なんといっても、ここは天下のWHOLE FOODS なのだから、ここで見つからないものはまずないといっていい。
そして、ダイニング用のオープンエリアは、広々としていて、センス良く、きれい。
それに、普通のカフェやレストランと違って、誰がどれだけ長くいようが、気にする人はいない。
凄いボリュームで音楽が流れることもない。
と、三拍子も四拍子もそろった、快適な場所だったのです。
そう思って見回すと、いましたいました、NoteBookのパソコンを開いて、なにやら真剣な表情の若い女性。レポートをまとめている学生さんかも。
ほかにも、いろいろやっている人が、結構いる。やっぱりね。

大きなガラス窓越しに見える、ユニオンスクエアーの街並みもいい感じだし、また、HoustonStreetの方にあるWHOLE FOODSだと、通りや公園が見えて、これまたいい感じ。
これからちょっと、通ってみようかな。
WHOLE FOODS
4 Union Square South
New York, NY 10003
Phone: 212.673.5388
95 East Houston St
New York, NY 10002
Phone: 212.420.1320
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